前回に引き続き、受験に関するお話です。
今回は、問題集の解き方についてお伝えします。
受験が近づくにつれて、「あれも、これもやっておいたほうがいいのではないか?」と思う方がいらっしゃいます。
その結果、解く問題が増えてしまったというケースをよく見ます。
確かに、焦りや不安から色んな問題を解いた方が良いのではと思うかもしれません。
しかし、結論は種類を増やすよりも1、2冊を何度も解いた方が効果的です!
繰り返し解くことが基本的な受験勉強の取り組み方になります。
問題集の種類を増やしてしまうと、入試までの時間も限られているため逆に全部を解くことで精一杯になります。
問題集はあくまで解くこと+やり直しが必須なので、解くだけではあまり効果的ではありません。
入試当日に、「あの問題やっていなかったけど大丈夫かな・・・」「似た問題が出たら解ける気がしない・・・」と逆に不安を募らせてしまいます。
1,2冊を何度も繰り返し解き、「あれだけ完璧にしたから大丈夫!」と当日試験に臨めることが一番です。
問題集はたくさんあるので、自分の中でこの1、2冊というものを決めておきましょう!
公立高校入試まであと89日、共通テストまであと36日となりました。
中学生は来月から私立入試、高校生は共通テスト・私立入試と受験がいよいよ本格的です。
今、自分が持っている問題集をフル活用して本番に向けて完成させていきましょう。
勉強は、すればするほど不安になります!
自信をもって本番に臨めるように残りの期間、追い込みをかけましょう!