今回も、受験に関する情報をお話しします。
高校入試に向けての勉強の仕方についての注意点です。
タイトルにもある通り、一部の特殊なところや偏差値65を超えるところ、専願で受けるところを除いては基本的に「私立だけの」対策を別枠でする必要はありません。
よく私立高校の入試の方が、公立高校よりも難しいといううわさがあります。
ただ、問題全体をよく見渡すとそのようなことはありません。
むしろ公立高校の入試問題の方が、全体的に難しいです。
では、なぜそのようなうわさが広まるのでしょうか?
私立高校の入試問題の一部は、公立高校入試では出題されないような問題が出されます。
その問題は難易度が高いため、それだけを見ると私立高校の入試問題は難しいと感じるからです。
ただ、それはあくまで全体の1割ぐらいを占めるものです。
私立高校は、特待生の制度を導入しています。
特待生の線引きをするために、そのような問題が含まれています。
ただ、それはごくわずかな問題なので合格を目指すことであればその問題は絶対解けないといけないということはありません。
公立高校の過去問を演習しておけば私立入試の問題もカバーできます。
ここまで、高校受験までの勉強の仕方の注意点を複数回に分けてお話しました。
①過去問中心の勉強に切り替える
②1,2冊の問題集を繰り返し解く
③私立だけの対策は基本的に必要ない
この3つを日々の受験勉強で行ってみてください。
公立高校の志望校合格に向けて一直線に取り組んでいきましょう!