明日から明後日にわたって、県内では強い寒気の影響で積雪が予測されています。
今週は、終業式の学校も多くあるかと思いますので登下校の際は十分注意してください。
大学入学共通テストまで、残り24日です。
今回も、来年度からの共通テストの変更点について解説をします。
③ 数学②の試験時間が10分増加
文科省の資料では、数学②の試験時間が長くなる理由を以下のように示しています。(文部科学省「令和7年大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大網の予告(補遺)」について(通知)より)
"出題範囲が「数学Ⅱ」、「数学B」および「数学C」となり、選択解答する項目数が2から3へ増加するため、70分とする"
数学①は「数学Ⅰ、数学A」「数学Ⅰ」と現行のままですが、数学②が「数学Ⅱ、数学B、数学C」の1つになります。
つまり、「数学Ⅱ、数学B、数学C」の1つにまとめられます。
ちなみに、数学Bの「数列、統計的な推測」および数学Cの「ベクトル、平面上の曲線と複素数平面」から計3項目を選択することになっています。
④ 社会の科目編成が変更
公共が新設され、6科目の中から最大2科目を選択する形になります。
6科目の一覧は、以下の通りです。
・「地理総合、地理研究」
・「歴史総合、日本史探究」
・「歴史総合、世界史探究」
・「地理総合、歴史総合、公共」(いずれか2科目を選択)
・「公共、倫理」
・「公共、政治・経済」
*「歴史総合、日本史探究」と「歴史総合、世界史探究」の組み合わせを除いては、同一名称の科目を含む組み合わせは認められません。
もし浪人した場合ですが、2025年度については旧課程履修者が不利にならないように経過措置がとられます。
つまり、旧課程による出題科目で受験ができるということです。
2025年度の大学入学共通テストは、大きく変わっていきます。
高校1、2年生で受験をする予定の方は、試作問題も出てますのでどういう形式で出題がされるかまずは把握をしておきましょう!