今週は、気温が上がり少し暖かくなりました。
春の訪れを少しずつ感じますね。
3学期も残り約1か月となりました。
中学生以上の方は、学年末テストを良い形で締めくくりましょう!
さて、引き続き学年末テストの範囲になる単元のお話しです。
今回は、中学校2年生数学の「確率」についてになります。
そもそも確率とは、「あることがらの起こることが期待される程度の数」のことをいいます。
その上で確率の求め方を今回は覚えていきましょう!
確率は、「部分/全体」で求めることができると覚えると良いです。
例えば、以下の問題を例に解いてみます。
"さいころを1回投げた時に5の目が出る確率は?"
全体は、「全部で何通りあるか」ということです。
今回でいうとさいころの目は、(1,2,3,4,5,6)の6通りあります。
一方で、部分は「求めたいものが何通りあるか」ということを考えます。
今回は5の目が出る確率なので、5の目は6通りの中で1つしかありませんね。
つまり、今回求めたい確率は1/6になるということです。
ちなみに必ず起こることがらの確率は1で、けっして起こらないことがらの確率は0になります。
それでは、次の問題に挑戦しましょう。
"0,2,4,6の数字を1つずつ書いた4枚のカードがあります。このカードを2枚並べて2けたの整数をつくるとき、できた整数が5の倍数になる確率は?"
全体はすべての場合を考えればよいので、(20,24,26,40,42,46,60,62,64)の9通りができます。
その中で、5の倍数に該当するのは(20,40,60)の3通りです。
つまり、求めたい確率は3/9=1/3になります。
確率を求める際には、樹形図を書くことが重要です。(ただし、2個のさいころを使った問題は表を使います。)
樹形図を正しく書くことで、確率を求めることができます。
中学校の範囲の確率であれば、樹形図を正しく書けることが重要です。
実際の問題に触れながら、練習をしていましょう!