今日は、ほとんどの中学校で卒業式が行われました。
ご卒業おめでとうございます!
天気にも恵まれ、きっと色々と思う良い卒業式だったかと思います。
また、高校入試も改めてお疲れ様でした!
今回は山口県の公立高校入試が今年どのようなものだったのか、またこれから受験生になる人に向けてのアドバイスをお話ししていきます。
特に来年の受験生の方は、問題が新聞やネットなどに掲載されているので実際の問題をぜひ見てみてください!
山口県教育委員会から発表された全体の概要は、昨年と同様以下の通りです。
1 学習の到達の状況を把握するため、総合的に学力をみることができるよう、基礎的・基本的な内容と応用的な内容について均衡を図って出題した。
2 知識及び技能の習得状況を適切に測る内容を出題するとともに、知識及び技能を活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等を測る内容を重視した問題を出題した。
次に、今年の各教科の入試問題について簡単ではありますが分析・今後の勉強のアドバイスを以下に載せています。
<国語>
例年通り、現代文や作文でどれだけ点数が取れるかがポイントになります。(50点満点のうち、古文や漢文は9点のみです)
漢文については、傾向が変わり漢詩が出題されました。
ただ、現代語訳もついていたので落ち着いて解けばそこまで難易度が高いものではありませんでした。
国語については「記述力」が試されるため、日頃から記述の練習をしておきましょう。
とにかく数をこなして練習を積み重ねていくことが大切です。
<数学>
小問数が減り、配点4点の問題が3問出題されていました。(確率、連立方程式の利用、相似の証明)
昨年と同様に、日常生活にからむ問題が見られます。
数学については解き方や公式を覚えるだけではなく、それらを活用する力が必要です。
また、問題文が長いものもあるため正確な「読解力」も欠かせません。
ちなみに証明問題については、合同と相似が交互に出題される傾向があります。
来年は、合同の証明が出題される可能性が高いですね。
<英語>
読解問題で、正しく内容を理解することができるかが勝負です。
直接和訳をする問題は例年1問も出題はされていませんが、どのような内容になっているか把握するためにも和訳力が大切になってきます。(大問6問のうち4問は読解問題)
普段から和訳をするクセをつけて、わからない単語は調べて語句を地道に覚えておきましょう。
また、最後の英作文は今年8点ありました。
英作文のポイントは、いかに簡単な表現で英文を作るかが重要です。
中学校1年生、2年生でも書けるような表現を使っても問題ありません。
<社会>
問題数が1番多い教科になっています。
しかしながら、小問数は昨年に比べて4問減少しました。
それでも50分間で小問が40問あったため、1問あたり1分15秒で解いていかないといけません。
「はやく・正確に」解けるかがポイントです。
また、資料が絡んだ問題が多数あるため、教科書や一問一答の問題で語句を覚えた上で、資料が絡む問題に少しずつ慣れておきましょう。
<理科>
理科の問題は、とにかく「実験・観察問題」を制するかが入試の結果を左右します。
教科書に出てきた今までの実験・観察ページを確認しておきましょう。
また、理科はまんべんなく出題がされます。(大問1~8まで、生物・化学・地学・物理が2題ずつ出題されました。大問9は複合問題でした。)
苦手単元は今から克服をしておき、どの単元が出ても大丈夫な状態を作っておきましょう。
合格発表は、3月14日(木)午前10時です。
後は、結果を祈るだけだと思います!
本当にお疲れ様でした!