梅雨の雨が続き気持ちが沈みがちな時期ですが生徒さんは日々元気に通塾しています!
近隣中学校では続々と1学期期末テストが返却され、一喜一憂している時期です。今回は、問題を解くスピードの重要性についてお話をします。近年定期テストの難易度が上がっている学校が増えてきています。公立高校入試の難易度上昇が顕著で、それに向けた変化の一つと言えるでしょう。そのなかでよく耳にするのが「時間が足りなかった」という感想です。スピードは、成績アップにおいて非常に重要な要素です。問題を解くスピードが速ければ、たとえミスが多かったとしても他の子よりもたくさんの問題演習をこなすことができるため、最終的には大きく伸びる可能性が高いです。解くスピードが速い子のミスを減らすことはそんなに難しいことではありません。ここで、「もっと落ち着いてゆっくりやりなさい」と言ってしまうことは間違いです。解くスピードが速いことを活かして、どんどん問題演習をさせて練習を繰り返しながらミスを減らしていくことが一番です。逆に、スピードが遅い子については最初から全部解こうとせずに、自分のスピードで解ける問題をピックアップする練習をさせることです。学校のテストは時間内にできてこそ "できる" と見なしてもらえます。大学に行くと、じっくり考えて答えを導く勉強が中心になりますが、これは研究の世界での話です。受験勉強には関係ありません。そのため、テスト対策で重要なことは「制限時間内に解く練習を繰り返し行うこと」です!特に、テストで時間が足りないという子については日頃の意識が大切になります。普段から本番さながらに制限時間を意識しながらの練習をしたり、ときには問題を飛ばして自分が解ける問題から解いていく練習をしておくことが必要です。